仙台牛ってどこにいるの？見たこと無いんだけど…生産地は？？

仙台牛って一体どこで育てられているのでしょうか？どこにいるのでしょうか？

宮城県外の方は『えっ、仙台で育てられたから仙台牛なんじゃないの！？』って思うかもしれません。

しかし、宮城県内で生産されたものであれば、仙台牛としての定義を満たているので、必ずしも仙台で育てられたというわけではないのです。
では、なぜ仙台牛という名前がつけられているかと言われれば、仙台という名前を付けたほうが知名度が高く、全国の方に分かってもらいやすいからなんですね。

試しに仙台の方に聞いてみてください。
『仙台牛って仙台にいるの？どこで育てられているの？』

するとおそらく多くの方が
『仙台では見たことないなぁ』
『言われてみればどこで育てられているのか知らない』
と答えるでしょう。

それほど、仙台市の方も知りません。
もちろん縁がある方や、仕事の関係で知る機会がある方もいらっしゃるとは思いますが、仙台市内で普通に生活していても、仙台牛の牛と触れ合う機会というのはないものなのです。

というわけで、今回は仙台牛がどこにいるのか知らない仙台市民も必見、仙台牛の生産地をご紹介いたします。

仙台牛の主な生産地は
・登米市
・大崎市
・栗原市
・石巻市
です。

もちろんこのうち、仙台牛の定義を満たさないものは仙台黒毛和牛になったりするわけですが、基本的にはこの４市となります。
名前だけ挙げられても、イメージが湧かないともいますので、地図をご用意しました。

こうやって見ると、県北に固まっていますね。
仙台牛は稲わらを食べますので、街や、あっても山が多い仙台市内ではなく、田んぼの多い場所での生産が盛んというわけなんですね。
また、気候なども牛肉の質に影響してきますので、こういった背景があるのが仙台牛の生産地なのです。
牧場の多い岩手の県境にも近い市がほとんどなのも、納得できる感じがしますね。