1. HOME
  2. 超和牛NEWS
  3. 外国産牛肉と国産牛肉の違いと特徴を解説【アメリカ・オーストラリア】

外国産牛肉と国産牛肉の違いと特徴を解説【アメリカ・オーストラリア】

スーパーなどで牛肉を購入しようと思った時に、国産にしようか外国産にしようか迷うことってありませんか?
安さを求めて外国産などを選ぶこともあるかと思いますが
『アメリカ産とオーストラリア産では何が違うのだろう…』
『 そもそも国産と外国産の違いは何??』
などといった疑問があると思います。

今回は国産と外国産の牛肉のそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。

 

国産牛肉の特徴

国内消費のうち、国産牛は約4割です。
国産牛肉の特徴は牛小屋で飼育されているという点です。
エサとして穀物・とうもろこし・ふすまや稲わら、場合によってはコメなど、様々な飼料が与えられています。

国産牛と和牛

和牛ってありますよね?
国産牛と和牛ってなんだか似ていますが、実は国産牛と和牛はイコールではありません。

国産牛は日本で3ヶ月以上にわたって肥育された牛のことを言います。
そのため、出生地が日本でなくてもいいのです。
それに対して和牛は、日本独自の基準で交配、肥育された4品種の牛のみが和牛として認められています。
よく聞く、黒毛和牛はこの和牛の最たる例で、この品種だけで和牛の9割以上を占めているんですね。

国産牛、特に和牛においては、日本独自の肥育方法とエサによって、ラクトンと呼ばれる香り成分が大量に含まれています。
そのため甘い香りがするのが特徴なんです。
この甘い香りは加熱調理するとさらに増すので、すき焼きやしゃぶしゃぶにはもってこいなのが和牛です。
この香りは「和牛香」と呼ばれたりするほど、外国産にはない独特な特徴となっています。
また、日本人に好まれるために柔らかくサシ(霜降り)が多いのも特徴です。

 

外国産牛肉の特徴

外国産牛肉の国内消費は約6割です。
なんといっても全体的に安い外国産牛肉ですが、そのほとんどがアメリカ産オーストラリア産のものとなっています。
日本に比べて、霜降り肉はあまり好まれない傾向にあるので、上質な赤身を作ることを目指している場合が多いです。

実はアメリカ産とオーストラリア産では、特徴が大きく異なっているので、それぞれについてご紹介します。

アメリカ産の特徴

外国産牛のうち4割程度をアメリカ産が占めています。
アメリカ産の特徴はグレインフェッドフィードロッドという肥育方法が主流になっている点に挙げられます。
グレインフェッドとは、穀物を中心とした高エネルギーなエサで肥育するということです。
穀物をエサとすることで、臭みはなく、柔らかい肉質になりやすいのが特徴です。
フィードロッドとは、出荷される前の牛を柵で囲い込み、濃厚飼料を与えて育てる方法のことを言います。
この肥育方法を取ることで、適度な脂肪がついた柔らかい肉に仕上げることが可能となっています。

オーストラリア産の特徴

俗に言うオージービーフというやつですね。
輸入牛のうち約半分がオーストラリア産の牛肉です。
オーストラリア産はグラスフェッドという肥育方法が特徴です。
その名の通り、牧草を食べて育ちます。
オーストラリアの広大な土地を利用して放牧して飼っているのがオーストラリア産の特徴といえます。
運動量が多く、エサも牧草であるため、肉質は赤身が多くなります。
エサが牧草であることによって独特の臭みがあり、これが苦手な方もいるようですが、オーストラリア産の牛肉は比較的栄養価が高いのもポイントです。
安くて栄養価のある牛肉を食べたい方には向いているでしょう。

外国産牛肉は安全なのか?

日本ではホルモン剤などの使用は禁止されていますが、アメリカ産もオーストラリア産も一定量の肥育ホルモン剤の投与が認められています。
特にアメリカ産の場合は残留量が多い傾向にあるため、安い外国産牛肉を購入したいのであれば、オーストラリア産が安全面からはオススメです。
一番安全性が高いとされるのはEU産の牛肉ですが、日本のスーパーなどではほとんど見かけませんので通販などを利用しないと入手は難しいでしょう。

日本最高品質和牛の味、気になりませんか?

当店では牛肉日本一に2度も輝き、数々の受賞歴を誇る牧場「川村ファーム」の仙台牛を販売しています。ギフトにもどうぞ。

肉のみやびの商品を見る

超和牛NEWS

超和牛NEWS一覧




営業日カレンダー

2024年 3月
25
26
27
28
29
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
2024年 4月
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
1
2
3
4

定休日