美味しい牛肉の見分け方!あなたは最適な牛肉を選べていますか?
スーパーやデパートなどで牛肉を買う時ってありますよね?
そんな時、何を基準に選んでいますか?
「何をって言われてもなんとなく美味しそうなやつを…」と根拠はないけど、なんとなくで選んでいるなんていう方も多いのではないでしょうか。
選び方って難しいですよね。せっかく美味しいはずの高い牛肉を買っても、選び方を失敗するとイマイチだったりします。
さてさて、本記事では、美味しい牛肉の見分け方をご紹介いたします。
これでもうあなたも牛肉選びに迷うことも失敗することもありません!
美味しい牛肉の見分け方
【POINT1】ドリップが出ていないか確認せよ!
牛肉から、旨味成分であるドリップ(いわゆる肉汁のもと)が出ていないか確認しましょう。よくスーパーでトレーに赤い血のような液体が溜まっていたりするのを見かけたりしませんか?
↓こういうやつ
血だと勘違いされている方もいらっしゃるようですが、これはドリップと呼ばれるもので、お肉の旨味成分なのです。そのため、美味しい牛肉を選ぶ際には、なるべくこのドリップが出ていないものを選ぶと良いでしょう。
【POINT2】お肉の色を確認せよ!
牛肉の状態を手っ取り早く知ることが出来るのが、お肉の色を観察してみることです。
白に近い赤いお肉が美味しいと言われています。これは「鮮紅色」と言ったりもするのですが、美味しいお肉の証拠です。
ピンクっぽいお肉がいいお肉ということになるわけですが、これは何故かと言うと、若い牛の牛肉ほど淡い赤色をしており、老牛や体調が良くなかった牛の牛肉は濃い赤い色をしているからです。
なんとなく赤々しい赤の鮮やかな牛肉が美味しいような気がしていませんでしたか?
もちろん、何を美味しいとするのかは個人差があるので一概には言えないのですが、実はピンクっぽい牛肉のほうが質がいいとされています。
それから、見た感じ乾いていない艶のある肉を選ぶのもポイントです。
また、酸化が進んでいくと褐色に近いくすんだ色になっていきます。
これは牛肉が劣化していっているお肉なので注意しましょう。
ただし、牛肉同士が重なっている部分が黒くなっている場合がありますが、この場合は問題ありません。
実は牛肉はもともと少し黒い色をしており、切り分けた後に空気に触れることによって鮮やかな赤い色に変色していきます。
重なっていて酸素に触れないことによって、その部分が黒くなっている場合には、酸化していないということなので、むしろ新鮮な良い証拠なんですね。
【POINT3】脂肪の色を確認せよ!
お肉の赤い色に関しては気にしている方もいるかも知れませんが、脂肪の色まで気にしている人はなかなかいないかもしれません。
しかし実は脂肪の色も重要です。良い脂肪の牛肉はそれだけ美味しい牛肉と言っても過言ではありません。
なぜなら良質な脂肪は香りが良く、口当たりに影響を及ぼすからです。
いい牛肉の脂肪は白に近い乳白色をしています。
こちらも白に近いほうがよく、黄色がかっていたりするものは品質が劣ります。
また、脂肪の部分が厚くて固いものはあまりいい肉ではないので選ばないようにしましょう。
【POINT4】サシの入り方を確認せよ!
サシとはお肉の赤身の中にある脂肪で、脂肪交雑と言ったりします。
霜降り肉と言えばイメージが沸きやすいでしょうか?
このサシの入りかたがキメ細かければ細かいほど良質な牛肉です。
↓こういうやつ
このサシのキメが細かいほうが、お肉が柔らかくて口当たりの良い牛肉となります。
人によっては噛みごたえのあるお肉の方が人がいいという人もいますが、一般的には柔らかいお肉が人気ですよね。
さらに注意して見てほしいのが、脂身と赤身の境界がハッキリしているかどうかということです。
境界がハッキリしているものは新鮮な証拠で、逆に境界がぼんやりしているものは鮮度に難ありと考えて良いでしょう。
脂っこいお肉が苦手など、脂肪の量自体は個々人の好みだとは思いますが、先程も触れたとおり脂肪の有無が肉の香りや食感にダイレクトに影響します。
同じ脂の量なら大理石模様のようにサシがきめ細かく入っているお肉の方が柔らかくて美味しいということを覚えておきましょう。
牛の種類や部位、用途によっても美味しい牛肉は変わる
これまで、基本的な美味しい牛肉の選び方をご紹介してきました。
しかし、あくまで目安であって、牛の種類や部位、用途が変わることによって美味しい牛肉の選び方は全く違ったものとなります。
まず産地。例えば、牛肉は国産なのか、アメリカ産か、オーストラリア産かなど産地1つとっても特長が変わってきます。さらにややこしいのは、あまり知られていませんが、国産牛と和牛でも全然違ってくるということです。国産牛は国内で育てられた牛で、和牛は特定の4品種の事を言います。それらの4品種もそれぞれに特色があります。
次に部位です。部位によって脂肪の量やサシの入り方、固さなども変わってくるので、見るポイントも同様に変わります。
ほとんど脂肪のないような赤身だらけの部位もありますし、ヒレなんかは最高に美味しい赤身だったりもします。
それにどのような料理に使うかという用途によっても適材適所というものがあります。
固くて一般的な料理には毛嫌いされるようなスネでも、煮込み料理にすればコラーゲンたっぷりで濃厚な旨味が出るので重宝したりなど…
ですから、自分がどのような牛肉が好きなのか、いろいろ意識しながら試してみるのが良いでしょう。
お肉選びの参考になりそうな記事を別途貼っておきますのでよろしければ参考にしてみてくださいね↓
美味しい見分け方まとめ
美味しい肉を見分ける時のポイントをまとめます。
美味しいお肉は…
・ドリップが出ていないもの
・赤身の色が淡い赤色をしたもの(重なった部分の黒っぽいのは気にしなくて良い)
・乾燥していなくてツヤのあるもの
・脂肪の色が白に近いもの
・サシのキメが細かいもの
・脂肪と赤身の境界線がハッキリしているもの
ただし、
・牛の産地
・種類
・部位
・用途
などによって、適したものや特長は変わるのでいろいろ試してみるのが良いでしょう。
以上、お肉を買うときの美味しい牛肉の見分け方でした!
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