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なぜ、仙台は牛タンが名物となったのか。その発祥と歴史に迫る。

 

仙台といえばやっぱり

宮城県外の全国各地の人たちは仙台と聞いて、何を思い浮かべるのでしょうか。
勝手な予想ですが、『仙台と言えば?』の質問を投げかけるアンケートがあったら、おそらく『牛タン』という回答が1位なんでしょうね。
2位じゃだめなんでしょうか。(だめなんです!)

 

仙台人は牛タンを食べる?食べない?

全国的には知られていませんが、実は仙台の人はあまり牛タンを食べません。
理由は定かではありません。
もしかしたら、贅沢品だからかもしれません。
もちろんしょっちゅう食べる人もいます。
中には、1000円くらいで食べられる美味しいリーズナブルなお店もあるのです。
でも、香川のうどんのように、地元に密着したソウルフードかと言えば、そういうわけではないのです。

では、なぜ、牛タンが仙台の名物なのでしょう。
その由来を調べてまとめてみましたので、ご紹介いたします。

仙台牛タンの生みの親「佐野啓四郎」

この人なくして牛タンを語ることはありえません。
戦後の話です。
当時は手軽にできる焼鳥屋が流行っていました。
牛タンの名店「味太助」の初代、佐野啓四郎も焼き鳥屋をやっている人のうちの一人でした。
ただ焼鳥を売るだけではなく、豚肉や牛肉を焼いたりなどしてそれらがヒットしたりもしましたが、後から次々と似たようなことをやるお店がでてきて、なかなか苦労したようです。
つまり、工夫して繁盛してもすぐに真似されちゃったわけですね。

そこで、佐野社長の職人魂がこう思ったわけです。
『だれにも真似できないメニューを作ってやらぁ』(セリフは筆者のイメージです。)

その頃、牛タンがうまいということを聞いていた佐野社長が、試しに食べてみたところその味に魅了され、牛タンで勝負するぞ!ということになりました。
当時は牛タンはまだまだ珍味の部類でした。特別入手しやすいわけでもないため、時には牛タンをかき集めるために、東北中を奔走したこともあったそうです。

日本人の好みの味付けや、カット、調理法など工夫に工夫重ね、今の仙台牛タンの形が確立したと言います。
この時にテールスープも開発されたとされています。
牛タン定食のお供である、麦飯や漬物、テールスープのセットである牛タン定食は定番ですよね。
これらは、佐野社長からの流れをいまだに汲んでいます。
セットとして定番になっているということは、おそらく牛タンに最高にマッチする絶妙な組み合わせだからなのでしょう。

このように生み出すのは大変だが、なかなか真似しようと思っても簡単にはできない「牛タン焼き」を開発したのでした。

 

転勤族や単身赴任者の間で仙台の牛タンが話題に

こうして始まった牛タン物語が最初からうまくいっていたわけではありません。
はじめは、一部の愛好家のみの間で親しまれていたという牛タン。
これを広めたのはなんと、転勤族や単身赴任者だと言います。
高度経済成長期に入っていくに連れて、仙台への転勤族や単身赴任者は増えていきました。
その時に食べた牛タンがうまいということで、評判になっていったそうです。

そのうち、ヘルシーとしてマスメディアでも話題になりはじめます。
その流れを見逃さなかったのが仙台の戦略です。
お土産販売や新幹線車内での販売で一気に仙台名物へと成長させていきました。
このころには、たくさんの人が研究と工夫を重ね、多くの店ができて今へと繋がっています。

つくづく思うのですが、仙台の人はこういう流れに乗るのがうまいです。
知名度がほとんどなかった「マーボー焼きそば」も、某番組にソウルフードとして紹介されたことをきっかけに、本当にちょっとした名物になってしまいました。

仙台の牛タンについて、名産地なのかな?と思う方もいるようですが、名物料理となっただけで、名産地というわけではないのです。

何故か広まっているガセネタ

牛タンの発祥については、嘘ではないかと言われている噂も広まっています。
もしかすると真実味のある部分も一部ではあるのかもしれませんが、信憑性は薄いと思います。
一応ご紹介しますね。

終戦直後のお話になります。
この時期は衣食住のどれをとっても、不足、不足、不足の時代でした。
戦後で、アメリカの駐留軍が仙台にいたのですが、この米軍は食用に牛肉を大量に食べていました。
でも、牛タンはといえば、捨てられていたのです。
アメリカ人にとっては牛の舌など食べるところではないという感覚だったのでしょか。

しかし、それを見て、日本人の勿体無い精神が発揮されます。
捨てられてしまっている、タンとテールの有効活用を試みた結果が牛タン焼きとテールスープなのです…

といった説もあります。
しかし、この説は嘘ではないかと言われています。
輸入時点で食べない部分は切り落とされていたはずだという根拠が有力です。
また、発祥の店である「味太助」が、現在そのようには発表していないという点も挙げられます。

ビジネスや政治的な意図があったのでしょうか。
なぜこのような噂が広まっているのか、謎のままではありますが、仙台牛タンの歴史は諸説ありということにしておきたいと思います。

※2018/10/23追記

これまで「肉のみやび」では取り扱っていなかった仙台名物の牛タンですが、この度取扱商品のひとつとして仲間入りを果たすこととなりました!!

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