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【F1】交雑種(こうざつしゅ)って何??どういう牛でその特徴は?美味しいの?

牛には交雑種(こうざつしゅ)というものがあります。
この牛はいったいどんな牛なのでしょうか。

解説していきましょう。

 

交雑種とは?

交雑種とはわかりやすく言えば、雑種のことです。
牛に限ったことではなく、交雑種=雑種なのです。

しかし牛に関して言えば、一般的には乳牛と肉用牛をかけ合わせたものを言います。
その中でも特に、ホルスタインの雌牛と黒毛和種の雄牛をかけ合わせた牛のことを指す場合がほとんどです。
ホルスタイン・黒毛和種以外の組み合わせでジャージーや褐毛和種をかけ合わせの品種として利用する場合もありますが流通しているものは稀です。

他にも、和牛間交雑種なども存在しますが、牛においての交雑種とは乳牛と肉用牛の交雑種のことを指していると思ってまず問題ないでしょう。

交雑種は別名F1と呼ばれることもまります。
そうです!あのF1で……はありませんよ?

 

交雑種の立ち位置と特徴

生産コストなるべく抑えつつも乳牛の肉質を良くするために作られた品種です。
また、いわばハーフなので、病気に対する抵抗力が強いです。
成長が早いので、粗飼料の利用性にも優れていることなどが特徴として挙げられます。

大きいがサシが入りにくいので、比較的安価な値段で販売されています。
スーパーで見かける、国産牛はこの交雑種である場合が多いです。
これらの牛は肉用牛として生産されるのです。

毛色は一般的に黒色であるが、体の一部にホルスタイン由来の白い斑点が出ることがあります。

 

交雑種の歴史

かつて、牛は農耕用にも飼われていました。
明治時代に入ると、様々な外国種が輸入され、品種改良のために掛け合わせられることが多くなりました。
そうすることによって体が大きくなったり、ミルクがたくさん出るようになったんですね。
ですが、結果として動きが悪くなってしまったりで、農耕用の使役としては向かなくなってしまい不人気でした。

このように農耕用に牛を使っていた時代には、あまり評価が良くなかったものの、農作業における機械化かが進むようになってくると、肉用牛そのものとしての需要が高まり、交雑種の生産量も増え始めました。

 

交雑種はどんな肉質なの??

実際には掛け合わせられる牛によって品質にはかなりの差があります。

乳牛は、牛乳を生産するために育てられている牛なので、肉用牛と比較すると質が劣っています。
ホルスタインの肉質についてはコチラの記事を参考にしてください▽

肉質は和牛>交雑種>乳用牛
なので価格、品質とも乳用牛と黒毛和種の中間くらいのものになります。
ただ、交雑種と言っても、十分美味しいものも多く、なかなかあなどれないものとなってきています。

 

国産牛として売られているのは交雑種か乳用種

スーパーで見かける、国産牛ってありますよね。
あれは、ほとんどすべての場合においてホルスタインのお肉か、交雑種のお肉になります。

なぜなら、和牛である場合には、和牛と表記して売られるからです。
和牛の方が高級なので、和牛として出さない理由がないですよね。

つまり、国産牛と表記されているのは、和牛と銘打って出せない国産牛、つまりホルスタインや交雑種のお肉ということなのです。

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